インタビュアーの仕事から学ぶマネジメントのヒント

From:藤原由基


昨日、あるコンサルタントの方の

ポッドキャストを聞いていました。 

  

ポッドキャストでは

コンサルタントの方とコンサルタントの部下と

二人での会話でした。

 

とても仲が良さそうですし、

大阪の方ということもあり

ボケたりツッコミを入れたりして、

おもしろくて飽きない内容でした。

 

そこである議題が上がりました。 

 

その議題について、

コンサルタントの方は明確な答えを

持っていそうでしたがすぐには答えず

部下の人に質問していました。 

 

実はその方法が

マネジメントやコンサルティング、コーチングでも

活用される方法だなって思ったんです。


コンサルタントの方が部下に質問しながら、

少しずつヒントを出していきます。


するとだんだん答えに近づいていき、

いきなりどこかのタイミングで部下の方が

答えを出すんです。 

 

おそらく、

気づきひらめいたのでしょう。

 

いわゆる発見です。 

実はこの発見がとても重要だと

あなたもご存知だと思います。 

 

私はある起業家がとても好きなんですね。

そしてその起業家はマーケティングがうますぎて、

たった30ページのレポートで

10億円以上の売上をあげたほどです。 

 

なぜそこまでのレポートを

書くことができたかといえば、

マーケティングの力です。


30ページのレポートの中には

マーケティングの要素が散りばめられています。 

 

人間の行動心理や感情のトリガーなどすべて。

 

そのレポートに入っている

マーケティング要素の中に

「アハ体験」というものがあります。


気づきと発見です。 

 

その起業家は

それを人の隠れた欲求と言っています。 

 

自分で気づかせることで

その人の行動を掻き立てると。


でもそれは私たちも

経験していることですよね。


宝の地図を誰もが一度は探そうと

心がけたことがあるはずです。


宝の地図を探そうと決めたときは

何かがひらめいた瞬間で、

ワクワクとドキドキが止まらず、

いつの間にか行動してしまっているはずです。

 

赤ちゃんを育てるのも同じです。

 

よく街中で見かける赤ちゃん。

特に歩き出し自分で何か

できるようになった頃はすごく活発です。


しかしたまに、

全ての答えを教えてしまっている親がいます。

 

その赤ちゃんに体験させることはなく、

面倒なのか、可愛いゆえなのかわかりませんが、

全ての答えを与えてしまっています。 

 

私は子どもを育てたことがないので

はっきりとはいえませんが、

答えを全て教え育ってしまうと

その子どもは考えることをしなくなると思います。 

 

これはマネジメントでも同じですよね。


なんでもかんでも上司が部下に

指示ばかりを出していたら、

部下は考えることをしなくなります。


よって全く育たないのです。 

  

正直気づきとひらめきを与えるのは面倒です。


しかし徐々にヒントを与え考えさせ、

答えを導き出させるようにしなければ、

人は育ちません。

 

「今日の晩御飯何がいい?」


と言われると困ります。しかし、


「今日の晩御飯、焼肉と中華どっちがいい?」


と聞かれると「あっさりしたものが食べたいな〜」

とか自分の中で答えに向かった感情が導き出されますよね。 

 

それも同じです。 

 

実はインタビュアーの質問の質で

インタビューを受ける側の答えの質が決まります。 

 

マネジメントも上司の質問の質や導き方で

部下の質が決まります。 

 

ただ質問する、教えるだけでは

最良の答えなんて導き出されないのです。


そのコンサルタントの方はとても有名な方だったので、

その質問の仕方だけでもとても勉強になりました。

 

あなたも時間は限られているかもしれませんが、

質問するとき、指示するとき、マネジメントするとき、

相手が気づきひらめきを発見するお手伝いを

してあげると優秀な部下に育つ可能性がグッと増すはずです。


P.S

気づきやひらめきを与えるのも、

相当なテクニックが必要です。 

 

だから学び続けないといけないんだと

改めて思いました。

お互い目標を達成するために

頑張りましょう!

セールスコピーライター 藤原由基

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