動画のよくある間違い
From 藤原由基
先日、多くのことを学ばせてもらった会社が
こんなことを言っていました。
広告運用で最も重要なことは
ツールを使いこなすことや
設定が細くするなど運用することではない。
広告運用で最も重要なことは、
マーケティング、つまりメッセージだ。
便利な世の中です。
仕事を効率よくこなすことが
できるツールはいくらでも
開発されています。
動画関連も同じで
動画編集ソフト、動画制作ツール、
高性能カメラ、照明機材、高性能マイクなど。
これらのツールを使えば、
間違いなく良いものができます。
ツールは重要です。
しかし忘れていけはいけなのが、
動画もメッセージが重要だってこと。
世の中には自慢の商品を持っている、
作っている人がたくさんいます。
あなたもそのうちの一人でしょう。
しかし企業の95%は
10年以内に潰れてしまいます。
つまりどんなに良い商品を持っていようとも、
潰れてしまっている企業があるということです。
これはどういうことかと言えば、
自慢の商品を伝えられていないことが
原因です。
多くの人が良いものを作れば、
勝手に売れると思っています。
しかしそれは勘違いで、
いくら良い商品であっても
伝えられなれば意味がないのです。
誰も知ることがなければ、
その商品を口コミで広げてくれる人もいません。
それとは逆に世の中は
本当に良い商品ばかりが売れているのだろうか?
そうではないですよね。
今でこそクオリティーは上がりましたが、
昔のユニクロはただ安いだけというイメージでした。
しかし人に伝えられることができたからこそ、
今ではハイクオリティーの服を
低価格で出すことができています。
つまり何が言いたいかというと
動画もメッセージが重要だってこと。
カッコいい動画を作っても視聴者に
伝わらなければ意味がありません。
スティーブ・ジョブズが残した
好きな言葉があります。
「伝えなければ、ないのと同じ」
まさにその通り。
今動画の制作や編集の仕事が
たくさんあります。
しかし本当にキモなのは、
メッセージ。
あなたは自分を、
自分の会社をどう伝える?
あなたのメッセージは
ちゃんと伝わっていますか?
これからは動画の時代です。
おそらく嫌でも動画を
やらざる負えません。
かつてのホームページのように、
・作ったらアクセスが増えるだろう
・問い合わせが増えるだろう
という感覚で動画をやると
全く効果が出ない可能性があります。
便利な世の中だからこそ、
情報がありふれている時代だからこそ、
私たちは集中しなければいけないことが
何かわからないのです。
どんな状況であっても、
どんな場面であっても、
最も重要なのはメッセージです。
アメリカにアゴラ・パブリッシング
という会社があります。
投資関係と健康商材の
ニュースレター発行会社です。
そこの創業者マーク・フォードは
セールスライターとしても有名です。
その会社が重要にしていることは何か?
それはアイデアです。
そのアイデアをどう伝えるのか?
メッセージですよね。
つまりどんなメッセージを伝えるかが
企業の成長に大きく関係するのです。
私も偉そうなことを言っていますが、
充分にメッセージを伝え切れていないと
感じています。
だからこそこうやって
毎日ブログを書き、スキルを磨いています。
より多くの人に価値あるメッセージを届け、
今よりも前進してもらうために。
もし動画をやるなら、まず
「どんなメッセージを発信していくのか」
を明確に決めておく必要があります。
そして視聴者が共感を得られる
メッセージを発信していくべきなのです。
P.S
そのために多くの
インプットが必要です。
だから読書は重要だと
言われているんですね。
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