「損したくない」という気持ち

From 藤原由基


あなたはそんなことないと

思うのですが、、、


ほとんどの人が


「損したくない」


と思っていると思います。

 

買い物にしても、

契約内容にしても、

利幅にしろ、


「損したくない」

というのが本音だと思います。

 

それは利益の部分だけでなく、

人との関係においても、


「損したくない」


という気持ちが芽生えます。

 

おそらくあなたはそんなことは

とっくの昔の話かもしれませんが、

人とコミュニケーションをとるとき、


「この人から得られるメリットは?」


と考えてことはありませんか?


例えば社員なら、

辞めそうだし仕事は

あまり教えないでおこう。


経営者の集まりなんかでは

めちゃくちゃ仕事のことを

無料で聞いてこようとするな。


優秀な営業マンがいたら辞めたら、

お客さん全部持って行かれるかも。


とか。


「この人に情報や価値を与えて得をするのか?」


と考えるシーンがあったのではないでしょうか?


そんな時に自分にとって利益にならなかければ、

何も価値を提供しないという判断をするはずです。 

 

ただそれは長い目で見た時には、逆に損することも

あるはずです。

 

自分から離れていくとき、自分に近づかないときは、

何かが違う、もしくは物足りなかった

からです。

 

でもそれは必然的だと思うんですね。  

なぜなら、


「損したくないから何も教えない」


という判断をしたからです。


何も価値を提供しなければ、何を与えなければ

感謝することはありません。

 

もし社員が辞めそうだなと

勘付いたとします。 

そこで説得をするのではなく、

応援してあげるべきではないかなと

私は考えます。 

 

もちろん辞められたら

採用、研修などの人件費の損失です。


特に利益を残していない社員なら、

間違いなく損失です。 

 

しかしそなぜ辞めるのか?と考えた時、

その社員に与えられたことは

ほとんどないことに気づくはずです。 


そりゃ辞めますよね。

だってお金以外の何も与えられていない

ことがほとんどなのですから。

 

それは損したくない気持ちだと

思うんですよね。 


亡くなったダン・ケネディーが

40年以上もほぼ欠かさずやり続けていたことが、

クライアントに情報を与えることだったそうです。 

 

惜しみなく価値を提供する。


するとクライアントは感謝しますよね。


感謝すればその人についていこうと

決心することができます。

 

でもほとんどの人が

その価値提供をする前に


「教えても価値を見出せるのか」


と自分の利益のことを考えてしまいます。 

 

もし辞めたいと思う社員がいたなら、

辞めたいと思う気持ちを変える価値を

提案してはいかがでしょうか?

 

辞めるからと言って何も与えなければ、

そのまま辞めます。 

 

しかし何か価値を提供できれば

辞めないかもしれません。 

 

それは見込み客でも顧客でも社員でも同じで、

「損したくない」

という気持ちが実は本当の価値を提供しない

マインドブロックになっているのではないかと思います。

 

私はマネジメントしていた頃は、

辞めそうな子、辞めない子、辞める子関係なく

平等に価値を提供続けました。 

 

それは本当に信頼を構築できましたし、

感謝し続けられました。 

 

私は人よりも「損したくない」気持ちが少ししかなかったから、

価値を提供し続けることができたんだと思います。


価値を提供してダメなら仕方がない。


もっと自分が成長するしかないと

思っていました。

  

誰もが羨む会社にしたら、

去っていった社員は後悔します。

 

「損したくない」という気持ちが、

実はあなた自身や会社の成長を止めている

原因かもしれません。

 

価値の提供をしていきましょう。


P.S


手取り早く価値の提供できるツールが

「動画」ですね。

 

1回の動画で何千人、何万人と

見られる可能性もありますし。 

 

セールスコピーライター 藤原由基

セールスコピーライター 藤原由基の公式ブログはこちら ↓↓↓ https://www.writing-fuji-yu.com

0コメント

  • 1000 / 1000