「無料」の魔力

From 藤原由基

マーケティングの世界で

最も強力な言葉が

「無料」だと言われています。

コピーライティングの本には

必ず出てくると言っても過言ではないぐらい

「無料」という言葉は強力です。

あなたも無料という言葉に惹かれ、

何かを問合せしたり、メルマガを登録したり、

何かを購入したりした経験が

あるのではないでしょうか？

「無料」は

魔法の言葉かもしれません。

しかしこの無料には大きな影が

潜んでいるのをあなたは知っていますか？

私はこの無料の影に気づいています。

だから気をつけているのですが、

あなたはいかがですか？

これは売る側、提供する側からの目線ではなく、

受け手の目線です。

その影とは、無料で受け取ったものは

「価値を感じにくい」ってこと。

無料で何かをもらえる時には、

・何かに使えるだろう

・持っておいて損はないだろう

・無料だし

という思考になり自分の持ち物として

保有するはずです。

しかし保有しても使われることなく、

忘れてしまった経験はありませんか？

私はあります。めっちゃあります。

最近は有難いことに

相談を受けることが多くなりました。

私は惜しみなく情報を共有するタイプですが、

ほとんどの人が価値を感じていません。

だから結局やらずにいます。

これはなぜか？

「無料」だからですね。

私も自己投資でセミナーに行ったりしますが、

無料と有料では姿勢や心構えが違います。

または無料の教材と有料の教材でも

価値の感じ方が違います。

有料だと少しでも吸収しようという

姿勢で臨めるのですが、

無料は無料だしっていう気持ちなんですね。

その姿勢と心構えが違うだけで

そこから得られるものは

全く違うものとなります。

だから私はあえて

お金を出すようにしています。

それは自分に対して価値があるんだと

認識することにもつながっています。

あなたは無料のものから

価値を得た経験はありますか？

おそらくそこまで価値を得た

経験はないはずです。

もし価値を感じ、より吸収したいなら

自ら率先してお金を支払うべきです。

もちろん提供する側もしっかりと

価値を感じてもらうために

お金を頂くべきです。

お金を頂くことは良いことです。

どれだけ高額でも相手が

納得してくれているなら

それで良いのです。

その分の価値を届けてあげれば

問題ありません。

だから私も臆することなく、

相手のためにもお金をしっかり頂きます。

お金を払った方が確実にやりますし、

それは自分のためでもあるのです。

「無料」で何かを得ようなんて

無理でしょう。

なのでどんなサービスも

お金を支払うべきなのです。

P.S

これは自分の商品やサービスの

位置づけする時にも役に立ちます。

この商品がこの価格でイケるなら

自分の商品はこれよりも素晴らしいぞって

自信もつきますしね。