トップ営業マン≠優れたマネージャー
こんにちは。
動画コンサルタント・セールスライターの
藤原です。
あなたが今の立場になるまでに、
相当な努力をしたはずです。
また努力だけでなく
結果も残してきたからこそ、
周りに評価されたからこそ、
今の位置にいるのでしょう。
またその位置にいるということは、
あなたの会社ではもちろん
「トップ営業マン」
であるはずです。
しかしあなたが
トップ営業マンであってはいけないことも、
優秀かつ向上心を持つあなたなら
わかっているのではないでしょうか。
あなたの会社の成長を握るのは、
トップ営業マンを育成することが
一つの要因になるはずです。
これはあなたの会社だけでなく、
ほとんどの会社が持っている課題でもあります。
営業マネージャーの89%は
社員の育成に悩んでいるというデータもあります。
なぜかと言えば、
その人の特性が関係しているのです。
大体はトップ営業マンが
OJTで社員の育成に入るはずです。
しかしトップ営業マンだからと言って、
人を育てることがうまいとは限らないのです。
トップ営業マン≠優れたマネージャー
トップ営業マンは
自分の成果、結果、報酬に
目を向ける傾向があります。
トップ営業マンは
自らの目標を達成する能力は長けているが、
他人の能力を伸ばすのとは全く別物なのです。
マネージャーの役割は部下を育成し、
部下の力を加味し数字をあげなければいけません。
マネージャーのマンパワーで
数字をあげるのではありません。
トップ営業マンの思考回路は、
その思考ではない可能性があります。
ある会社の社長がブログで
こんなことを言っていました。
「私はマネージャーをしている時、
最悪のマネージャーだった。
なぜなら自分の意見を押し付け、
部下のことも考えずに指示ばかりしていた。
自分の意見が一番だと押し付けていた。」
トップ営業マンは経験、知識、ノウハウが豊富です。
一つの成功モデルではあると思います。
しかしそれが
みんなに当てはまるかどうかで言えば、
そんなことありませんよね。
それを認識し理解しなければいけません。
思い出してみてください。
小学生、中学生の時に
好きな先生と嫌いな先生がいたはずです。
どちらの言うことを聞いたでしょうか?
好きな先生のことはすんなり聞き入れたはずです。
その先生が優秀かどうかは関係なく。
マネージャーで大切なのは、
部下との信頼関係です。
もちろんマネージャーの成績は必要です。
しかしそれは部下にとって
一番重要する項目ではありません。
マネージャーの成績がすごいかどうかは、
信頼関係を構築してから理解するものです。
それまでは
ただの個人の成績にしかならないのです。
個人の成績で権威性をアピールするのは
多くのマネージャーがやってしまいがちなミスです。
トップ営業マンでありながら、
マネージャーとして成果が出ていないなら
その考えの可能性があります。
私がマネジメント業務を行っていたとき、
正直実績はなかったんですね。
強いて言うなら、
2回の転職などの経験の多さぐらいです。
自慢できる成績は持ち合わせていませんでした。
ただ一つ意識したことは、
自分の発言と行動を一致させることでした。
一貫性のある行動を目指したんです。
言ったからには、
自分はやることだけを意識してやっていました。
すると部下は私のことを信頼し、
尊敬してくれます。
そのような関係性になると、
私が実績がなかったとしても言うことを聞いてくれます。
その積み重ねによって、
私は社内で1位の成績を残すことができました。
マネージャーに必要なのは、
部下との信頼関係です。
これはマネージャーじゃなくても、
社長と社員、
会社と社員、
夫と妻、
親と子、
先生と生徒など
どの関係においても
基本的な関係性ではないでしょうか。
仕事だからと言って、
特別な関係が必要なのかと言えばそうではないはずです。
人間関係の原則はいつでも、
どこでも当てはまります。
トップ営業マンにマネジメントを任せるとき、
部下との関係性も一つの判断材料になるのではないでしょうか。
私もクライアントとの信頼関係構築を
しっかりと行っていこうと思います。
0コメント