ヴェンゲル氏から学ぶ仕事力向上のヒント
From 藤原由基
基本テレビは見ないのですが、
日曜日の夜だけは少しテレビを見ます。
大体スポーツ番組を見ていて
昨日もスポーツ番組を見ました。
そこには元アーセナル監督のヴェンゲル氏と
元日本代表の稲本選手が一緒に出演していました。
ヴェンゲル氏が日本のサッカーに
ついて語るというコーナーでした。
その対談の中で仕事力向上のヒントがあったので
それをシェアしたいと思います。
稲本選手が
「日本の若い選手が海外に
チャレンジすることが多くなったが、
それについてどう思うか?」
という質問をされていました。
それについてヴェンゲル氏は
「まだ準備不足。なぜなら日本の課題は
スキルではなく、メンタルだから」
と言っていました。
海外の選手は自分の成長に
貪欲だそうです。
自分が一番という文化が
根付いていてアグレッシブなんだそうです。
それと対照的なのが日本の文化。
日本は思いやりから生まれる
チームプレーがあります。
その文化の悪い面が「譲り合い」
ただ海外に行く選手は自分の成長を
追い求めていて、譲り合いの精神ではないはずです。
しかし海外の選手に比べると
貪欲さが足らないからこそ、
ヴェンゲル氏ははっきりそう言ったのでしょう。
記憶にも新しいワールドカップのベルギー戦。
2−0で勝っていたのにも
関わらず逆転され負けました。
それについてもヴェンゲル氏は
「スキルではなく、メンタルが原因」
と言っていました。
これは私たちビジネスマンにも
当てはまることではないかなと思います。
今の世の中は優良の情報が
無料で手に入る時代です。
YouTubeなんかは有料級の
コンテンツがたくさんあります。
私たちは恵まれている時代に生きています。
それなのにも関わらず、
経営不振の会社はありますし、
優秀な人材が育たなかったりします。
まだ多くの企業が倒産しています。
それはなぜなのか?
スキルではなく、
メンタルではないでしょうか?
7つの習慣でも
マインドセット、スキルセット、ツールセット
の中でマインドセットが一番重要だと書かれています。
ビジネスで大きな成功をするには、
強靭なメンタルが必須要素ということです。
私ももちろんまだまだ
精進しなければいけません。
あなたはメンタルが強いと思います。
しかしあなたの会社の社員たちはどうですか?
スキルやツールばかりに目を向けていませんか?
マインド面は疎かにしていないでしょうか?
マインドを鍛えるのが一番困難です。
なぜなら失敗しなければいけないから。
でもほとんどの人は
その失敗を恐れます。
失敗を避けるために
スキルとツールを使いこなそうとします。
しかしそのスキルとツールは
適切なマインドがないと使いこなせない
と7つの習慣では書かれています。
もし仮に若いうちにスキルとツールが
使いこなせたとしても後でツケがきます。
その人が上の立場になったとき、
どんなことが起こるか想像がつきますよね?
そうならないためにも
社員にはマインドの大切さを
的確に伝える必要があるのではないでしょうか?
マインド、メンタルといった部分は
今の若い世代は好まない項目かもしれません。
しかしそれを伝える義務が
あなたにはあるのではないでしょうか?
あなたの会社の成長を願っています。
P.S
経営理念やビジョンの共有は
動画を活用してください。
あなたは忙しくて時間がないと思います。
だからこそ動画を活用すべきなのです。
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